2019年6月の星空情報

★ 2019年6月の星空
北の空、7つの星がひしゃくの形に並んだ北斗七星が輝いています。北斗七星のひしゃくの持ち手をカーブにそって南へのばすと、オレンジ色に明るく輝くうしかい座の1等星アルクトゥールス、その先に白く輝くおとめ座の1等星スピカがあります。この曲線を「春の大曲線」と呼びます。アルトゥールスとスピカは、春の夫婦星とも呼ばれています。
日没後の南東の空に、ひときわ明るく輝く星があります。これは太陽系最大の惑星、木星です。望遠鏡では、表面の縞模様や、木星のまわりをまわるガリレオ衛星も見ることができます。下旬になると、木星の後を追うように、土星も昇ってきます。木星に比べると土星は明るくありませんが、それでも一等星と同じくらいの明るさで輝いていますので、肉眼でも簡単に見つけられます。
北東の空には、一等星こと座のベガが明るく輝いています。ベガは夏の代表的な星です。夏はすぐそこまで来ています。
★ 6月の天文現象とこよみ
3日 新月: 月明かりのない夜です。
6日 芒種(ぼうしゅ):二十四節気の一つで「穀物の種をまくころ」とされます。
7日 プレセペ星団の食:かに座のプレセペ星団の前を月が通過し、星を隠します。
10日 上弦の月:日没の頃、南の空で半月が輝きます。
11日 入梅(にゅうばい):暦の上では梅雨入りのころです。
木星が衝(しょう):木星が見ごろです。
17日 満月:月の明るい夜です。
22日 夏至(げし):二十四節気の一つで、「昼間が最も長く、夜が最も短い日」です。
24日 水星が東方最大離角:日没後の西の空で水星が比較的見つけやすいころです。
25日 下弦の月:夜明けの頃、南の空で半月が輝きます。
★ 惑星
・ 水星は日没後の西の空低くにあり、下旬には高度を上げ、見つけやすくなります。
・ 金星は「明けの明星」として、日の出前の東の低空で-3.9等級の明るさです。
・ 火星はふたご座からかに座へ移動し、日没後の西の空、1.8等級で、すぐに沈みます。
・ 木星は20時を過ぎると東の空から昇り、-2.6等級の明るさで目立っています。観望シーズン突入です。
・ 土星はいて座付近にあり、21時を過ぎると東の空から昇り、明るさは0.3~0.1等級です。

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