2019年10月の星空情報

★ 2019年10月の星空
日没の時刻がだんだん早くなり、星空を見やすい季節となりました。夏の間、南の空で目立っていた木星と土星はだいぶ西の空へ移動してきました。木星は日没後3時間ほどで沈んでしまうため、観望シーズンはそろそろ終わりに近づいてきました。
まずは、秋の四辺形を探してみましょう。南の空を見上げて、少し東寄りのところに、4つの星が長方形に並んでいます。この秋の四辺形はペガスス座の胴体部分にあたるため、ペガススの四辺形ともいわれます。秋の四辺形の西側の辺を南へのばした先、ポツンと輝く1等星が見つかります。これは、みなみのうお座のフォーマルハウトです。また、秋の四辺形の北東角の星から、同じくらいの明るさの星を2つたどったあたりがアンドロメダ座です。アンドロメダ座の方向には、私たちの住む銀河系の外側にある大銀河があり、アンドロメダ座大銀河M31と呼ばれます。はるか230万光年離れた場所にある系外銀河ではありますが、双眼鏡でもその姿を手軽にみることができます。
★ 10月の天文現象とこよみ
6日上弦の月:日没の頃、南の空で半月が輝きます。
8日寒露(かんろ):二十四節気の一つで、「草花に冷たい露が宿るころ」です。
11日栗名月(十三夜):中秋の名月を芋名月と呼ぶのに対し、旧暦9月13日の月を栗名月と呼び、この日もお月見をする習慣があります。
14日満月:月の明るい夜です。
20日水星が東方最大離角:見かけ上、太陽から最も離れてみえるころですが、日没後の水星の高度が低く、観察は難しいでしょう。
21日下弦の月:夜明けの頃、南の空で半月が輝きます。
22日オリオン座流星群がピークの頃:夜明け前にかけて出現数が増えますが、月がそばにあるために条件はあまりよくありません。多くて1時間に5個程度でしょう。
24日霜降(そうこう):二十四節気の一つで、「霜が降りる頃」という意味です。
28日天王星が衝:天王星が観望シーズンに突入です。
新月:月明りのない夜です。
★ 惑星
・水星は、日没後の低空にあります。20日に東方最大離角となりますが、低空で見えにくいでしょう。
・金星は太陽の近くにあるため観察は難しいですが、だんだん太陽から離れていきます。
・火星はおとめ座を移動します。見かけ上、太陽に近いため、観察は難しいでしょう。
・木星は日没後の南西の空で、-2.0~-1.9等級の明るさで輝いています。
・土星はいて座付近にあり、日没後南南西の空で輝き、明るさは0.3~0.5等級です。
・天王星はおひつじ座にあり、20時を過ぎると東の空から昇ってきます。明るさは5.7等級です。
・海王星はみずがめ座にあり、7.8等級の明るさで、望遠鏡で見ることができます。

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