1月の星空情報

★2020年1月の星空
日没後の西の空で宵の明星、金星が明るく目立っています。望遠鏡を使えば昼間でも金星を見ることができます。
南の空を向いて、東側半分には冬の星たちが輝いています。仲良く並んだ3つの星と、それを囲むように4つの星が長方形をつくっているところがオリオン座です。全天88星座の中でも最も覚えやすく、見つけやすい星座といえます。オリオン座には1等星が2つあり、1つは赤く輝くベテルギウス、もう1つは青白く輝くリゲルです。そして、オリオン座の三ツ星の下には、M42オリオン大星雲があります。肉眼でもぼんやりと雲のような星雲を見つけることができ、双眼鏡や望遠鏡ではさらに美しい姿を楽しめます。
オリオンの三ツ星を右斜め上に伸ばした先に、オレンジ色の明るい星が見つかります。おうし座の1等星アルデバランです。アルデバランを過ぎて、さらに伸ばしたその先には、5~6個の星が集まって見える、M45すばるも輝いています。
東の空、低いところに、ひときわ明るく、ギラギラと輝く星が昇ってきました。おおいぬ座の一等星シリウスです。全天で21個ある1等星の中で最も明るく輝いてみえる星です。シリウス、オリオン座のベテルギウス、そしてこいぬ座のプロキオンを結ぶと、冬の大三角ができます。冬の大三角も東の空から昇ってきています。
冬の星空には、明るい星も多く、見やすい星雲や星団もたくさんあります。寒い時期、暖かくして、ゆったりと美しい星空を楽しんでくださいね。
★ ぜひ探してほしい星たち
【M45すばる】おうし座の肩のあたりにある星団です。肉眼で5~6個の星が集まってみえる場所です。
【オリオン座】仲良く並んだ三ツ星と、それを囲むように4つの星が長方形に並んでいます。一等星のベテルギウスとリゲルがあり、とても目立ちます。
【オリオン大星雲M42】オリオン座の三ツ星の下、ぼんやりと雲のような部分がオリオン大星雲M42です。双眼鏡や望遠鏡では、鳥が翼を広げて飛ぶような形に見えます。
【シリウス】おおいぬ座の一等星です。-1.5等級という明るさで、一等星の中で最も明るく輝いて見えます。
オリオン大星雲M42
★ 1月の天文現象とこよみ
3日 上弦の月:日没時に半月が南の空で輝きます。
4日~5日しぶんぎ座流星群が見ごろ:夜明け前の北東の空あたりから、流れ星が出現する流星群です。多くて1時間当たり20個程度の出現と予測されています。
6日 小寒(しょうかん):二十四節気の1つで、小寒に入る日を「寒の入り」とも言います。
10日 ふたご座の星が月に隠される:月がふたご座の星の手前を通過するため、ふたご座の星のうち、2つが連続して月に隠される現象が起こります。
11日 満月(半影月食):月の明るい夜です。未明に、月が地球の影に隠される月食が起こりますが、半影月食のため、見えにくいでしょう。
14日 土星が合:夏から秋に見ごろだった土星が、太陽の向こう側になり、観察ができなくなります。
17日 下弦の月:夜明けの頃、南の空で半月が輝きます。
20日 大寒(だいかん):二十四節気の1つで、寒さが最も厳しい頃とされています。
25日 新月:月明かりのない夜です。
 ★ 惑星 
・水星は、太陽の方向にあるため、観察は難しいでしょう。
・金星は宵の明星として、日没後の南西の空で明るく輝いています。明るさは-4.0~-4.1等級。
・火星はてんびん座~さそり座~へびつかい座を移動し、日の出直前の南東の低空で明るさは1.6~1.4等級です。
・木星は、太陽の向こう側にあるため観察はできません。
・土星は14日に合となり、太陽の向こう側にあるため観察はできません。
・天王星はおひつじ座にあり、明るさは5.7~5.8等級で、望遠鏡を使うと見ることができます。
・海王星はみずがめ座にあり、7.8等級の明るさで、日没後の南西の低空にあります。

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