2020年12月の星空情報


★2020年 12月の星空情報

今年も最後となる12月、空高く赤く明るく火星がもっとも目立ちます。火星はまだまだ観察の好期が続きます。
西は秋の星座,東は冬の星座が夜空を二分しています。おうし座にある すばる(M45星団)は、全天でも代表的な散開星団です。さらに、頭上のアンドロメダ座にある大銀河(M31銀河)は、空の暗いところでは、肉眼でも存在が分かります。
21日は冬至で夜が最も長くなり、この日以降は昼の長さが長くなり始めます。
年間最大の流星群 ふたご座流星群 が14日にピークとなります。今年は月明かりがなく絶好の観察条件です。21日~22日、20年ぶりに木星と土星が接近する様子を、日没直後の南西の低空で見ることができます。

★ ぜひ探してほしい星たち

火星 赤い色が特徴の惑星です。ピークはすぎましたが、12月も引き続き観察の好期です。
カシオペヤ座 北の空で「W」の形に星が並んでいるところで、北極星を見つける目印になる星座です。
すばる 全天でももっともよく知られた星の集団です。視力の良い人は、肉眼でも6~7個の星の集団と分かります。双眼鏡,望遠鏡ではさらに沢山の星を見られる、とても美しい星団です。
カペラ ぎょしゃ座の一等星で、北東の空高くで、明るく輝いています。冬の星座たちの中で最初に顔を出す一等星です。

★ 12月の天文現象とこよみ

6日 はやぶさ2が地球に帰還 小惑星リュウグウの探査を終えたはやぶさ2が地球に帰還します。
7日 大雪(たいせつ) 雪がいよいよ降り積もってくるころです。
8日 下弦の月 夜明けの頃、南の空で半月が輝きます。
14日 ふたご座流星群がピーク 三大流星群のひとつです。ピークは、14日10時頃で、日本では13日の夜から14日の明け方が、最もたくさんの流星を見られます
15日 新月 月明かりのない夜です。
21日 冬至(とうじ) 昼の時間が一年で最も短くなります。
21~22日 木星と土星が最接近 木星と土星が20年振りに大接近します。日没直後の西の低空で見られます。
22日 上弦の月 日没の頃、南の空で半月が輝きます。
30日 満月 月の明るい夜です。
31日 大晦日

★ 惑星
・水星は、12月20日に外合で、太陽に近く観察に適しません。明るさは -0.8~-1.0等級です。
・金星は、明けの明星として、明け方の南東の空。来年3月の合まで太陽に近づきます。明るさは-3.9~-3.9等級です。
・火星は、宵空に空高く観察できます。夜半過ぎに沈みます。明るさは-1.1~-0.3等級です。
・木星は、そろそろ見納めです。21日~22日に土星と大接近します。明るさは-1.9~-1.8等級です。
・土星も、日没後の南西の低空です。そろそろ見納めです。明るさは0.6~0.6等級です。

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